#author("2025-06-04T11:41:22+09:00","default:fujioka","fujioka") #author("2025-06-04T11:41:49+09:00","default:fujioka","fujioka") #contents **概要 [#a0a3b4fc] |項目|内容|h |正式名称|NotebookLM(Language Model)| |提供元|Google| |タイプ|AI搭載のドキュメント要約・質問支援ツール| |利用形態| Webアプリ(Googleアカウント必須)| |料金|無料(Proプラン未提供 or 検証中)| **できること(強み) [#u5f5d113] |機能|説明|h |ドキュメントの要約|PDF, Google Docsなどを読み込んで要点を出せる| |ドキュメントに基づくQ\&A|「この資料の◯◯って何?」と質問できる| |複数資料の比較|「AとBはどう違う?」と聞ける| |出典付き回答|回答に根拠(ソース名+該当箇所)を明記してくれる| |資料を横断した探索|ノートブックにまとめた複数ファイルを一括処理| **できないこと(限界) [#r509b57b] |限界|説明|h |メモ内容の参照|メモ(Notes)はAIの回答には影響しない| |Webページの内容を参照|URLを書いてもリンク先の中身はAIに読めない| |自動整理・分類|自動で資料を構造化したり、アウトライン生成はしない| |資料の自動更新|元のDocsやPDFが変更されても自動で反映されない| |ノートの自動保存| 回答は会話履歴に残るだけ。明示的な保存は不要(自動記録)| **効果的な使い方のパターン [#d3031fe0] |シーン| NotebookLMの使い方|h |調査資料の要点整理|ドキュメントを入れて「要点まとめて」と指示| |レポート下書きのネタ出し|複数資料にまたがって「◯◯に関する記述を抜き出して」| |FAQ作成|資料を元に「よくある質問と答えを作って」| |差分比較|「A資料とB資料の違いを説明して」| **向いている人・使い方 [#q2cfa038] |向いている人|理由|h |技術職・教育関係者|資料を元にした正確な情報抽出に向いている| |レポート作成者|根拠を明示して文書を書くのに便利| |調査・比較業務の人|複数の資料から共通点や違いを探すのに有効| **補助的に必要なもの(現実的運用) [#w1f95dcd] -再アップロードの手間を許容すること -まとめは外部ツール(Google Docsなど)で行う -質問内容は明確かつ具体的にすること **総評 [#rc480802] NotebookLMは''「手元にある資料をベースに、AIと一緒に読んで考えるツール」''です。そしてその結果は''自分自身が整理して別の場所にまとめる''のが基本です。 -最新情報は拾えない -自動で「頭が良くなるノート」は作れない -でも「テーマが決まっていて、資料もある」状態では非常に有用 **付録 [#z0574334] たとえるなら… たとえるなら…~ NotebookLMは「とても頭のいいリサーチ助手」です。 -資料を読んで、 -質問に答えてくれて、 -関連する部分を指摘してくれる。 でも、それをどう使うか(構成・書き方・どこにまとめるか)は利用者の判断・編集作業に任されています。 ---- RIGHT:Today : &counter(today); / Yesterday : &counter(yesterday); / Total : &counter(total);