中国製ホンダCG125Fiの特徴と評価 の変更点

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#author("2025-05-14T19:01:40+09:00","default:fujioka","fujioka")
*中国製ホンダ CG125Fi（インジェクション仕様）とは [#overview]
中国製ホンダ CG125Fi は、排気量125ccクラスの小型オートバイです。
もともとは1970年代に新興国向けの実用バイクとして開発されました。

耐久性が高くメンテナンスが容易なOHV方式のエンジンを採用。
2020年代には中国・五羊ホンダでFI（フューエルインジェクション）仕様として販売されています。

**インジェクション化の意味 [#fi]
- 排出ガス規制（ユーロ4）に対応するためのFI化
- 始動性・燃費・扱いやすさの向上
- セルスターターのみ（キックなし）

*スペック [#spec]
- 排気量：125cc 空冷4スト単気筒 OHV2バルブ
- 最高出力：約10ps / 8000rpm
- 最大トルク：約9.5Nm / 6500rpm
- 変速機：5速ロータリー
- ブレーキ：前後ドラム（ワイヤー式）
- 燃料供給方式：インジェクション（FI）
- 車両重量：約113kg
- 燃料タンク容量：8.6L
- 実燃費：40～50km/L

*デザイン・乗り味 [#design]
- クラシックデザイン（昭和感のある角型ライト・メッキフェンダー）
- 足つき良好（シート高760mm）
- 軽量で取り回しが楽
- スムーズな低中速トルク
- 高速走行は控えめ（最高速90km/h程度）

*メリット [#pros]
- 高燃費
- 安価（並行輸入新車 約14～16万円）
- 整備性良好
- 軽量＆コンパクト
- 大型キャリア標準装備
- カスタムベースにも最適

*デメリット [#cons]
- 前後ドラムブレーキ（制動力控えめ）
- 暗めのヘッドライト
- パワー不足（高速・坂道）
- キックスタート非搭載（セルのみ）
- 国内正規整備が受けづらい

*海外での位置づけ [#global]
- タイ、インド、パキスタン、中国、ブラジルなどで大人気
- CG125は42年以上生産・販売、全世界で数千万台超
- コピー車も多く出回った
- 現在も輸出モデルとして継続中

*購入・維持の注意点 [#caution]
- 基本は並行輸入（例：バイク館SOXなど）
- 自治体登録（原付二種）
- 部品供給は消耗品なら互換あり
- インジェクション系部品は海外手配も必要
- 自己整備 or 理解あるショップとの付き合いが重要

*参考情報 [#references]
- ヤングマシン編集部 試乗レポート
- モーサイ：世界のホンダCG125特集
- 五羊ホンダ公式情報（英語・中国語）
- 国内オーナーブログ・SNSグループなど
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